明日は明日の風が吹く
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: DVD
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第二部ではそうした社会的背景がなくなり、情熱的で意志が強くてわがままなスカーレットに、どうしようもなく振り回されるレットにもっぱら感情移入。外野には優しくて素直なメラニーの方が人気なのかもしれないけど、僕は自分をバンバン押し出していく活発で気の強い女性が好き(メラニーと一緒にいたら自分が悪人で惨めで情けなく思えて仕方ねぇ)なので、堪えに耐え忍びに忍び待ちに待つレットの気持ちがよくわかる。レットが最後に出て行ってしまうのは意外だが、半年もすればまたスカーレットの元に戻ってくるだろう。
http://www.theatres.co.jp/kazeto-tomoni/
東西線で西船橋まで往復して一息ついた後、池袋演芸場の夜席に参上。柳家権太楼は今イチ、鈴々舎馬るこ、柳家三三がなかなか。トリは古今亭志ん輔の「幾代餅」、似たような話の「紺屋高尾」は聞いたことがあったが、志ん輔演じる主人公清蔵のマジメぶりが見事で、ガンバレよ!と声をかけたくなった。遊び人の藪医者が志ん輔に諭す「遊ぶときに小さな金を何度も使おうとするのは下の下だ。ここぞという時に大きな金をバーンと使わなきゃいけねえ」まったくその通り。
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