再開

 当たり前すぎて、面白くないことをここに書く。
 書くことへのリハビリを兼ねた、自分のための文章なので、勘弁してほしい。


 年が明けて一月たったが、どうにも暗い。とりあえず食うには困らないが、暮らしはこの先どんどん悪くなっていきそうだ。そんな漠然とした不安に取りつかれて、鬱々と楽しめない日々が続く。


 自分の生活は一見安定しているようだが、何が不安なのだろうか? 整理してみよう。

(1)日本への不安

自民党にも民主党にも、国を良くする気はあるのだろうか。)

  • いきなりの株価低迷と中長期的に見込みのない経済成長

(増える一方の自治体の赤字は僕らの世代が払うことになる。)

  • 中国はじめ途上国の台頭に伴う国際的な地位低下

北京オリンピックではさぞかし見せつけられるだろう。)

(2)仕事=出版への不安

  • 草思社破綻に象徴される、書籍出版を中心にしたビジネスモデルの限界

(あれだけ出版力の高い版元でダメなら他にどうしろというのか。)

  • ネット社会の進化による、雑誌需要の止まらない減少

(雑誌の時代が再び来るとはどうにも思えない。)

  • 同世代の出版人が業界から抜け出している現実=自分が乗っているのは泥船なのか?

(つい先日も、期待されていた取次社員が辞めた。)

(3)自分への不安

  • 30歳が近づいて、このままでいいのかという焦り

(サラリーマン生活も独身生活も楽だけど…)

  • 定年を迎えても蓄財のない両親の老後

(一人っ子だから全責任を負わねばならない。)


 不安の解決には、問題を明らかにして、対策を取ることが必要である。その為には、情報を収集し、整理し、判断をしなければならない。そのための作業場として、このブログを活用するつもりだ。


 以上、とりあえずもっともらしいことを書いた。これからも書く。
 書き続けるうちに深みが出てくればいいんだけど。